四十肩、五十肩の痛みの原因と治療法について:浜松市南区
四十肩、五十肩の痛みで苦しんでいる方は、たくさんいらっしゃいます。
いきなりですが
四十肩、五十肩の原因の大半は、動かさなかったことによる硬縮(筋肉が硬く縮こまっていること)です。
使いすぎではありません。
昔から「大工に四十肩はいない」といいます。
これは、どういうことかというとトンカチで振り上げて釘を打っていると、かなり肩を使います。
ところが、現代の生活では肩より上に腕を上げる日常動作はほとんどありません。
あるとしたら、洗濯物を干す時くらいでしょうか。
驚くことに家事の中で一番カロリー消費量が高いのが、掃除機をかけることだそうです。
現代人はそれくらい、日常生活の中で運動をする機会を失ったみたいです。
特別にスポーツをしない限り、年単位で肩より上に腕を上げることは無くなってしまいました。
それである程度の年齢の時に、肩を上げる動作をしたら「痛い」と言って来院されます。
それは当たり前ですよね。何年も使っていないのですから。
いろいろと石灰沈着とかありますが、それが原因のほとんどです。
ただケガではないので、軽い痛みであれば、痛くても動かした方がいいです。
四十肩の場合ある日突然「激痛」ということはありません。
最初は軽い痛みだったと思います。
でも、痛いから、これは動かしてはいけないのかなと思い、あまり動かさず、でも放っておけば自然になるのかなと思っていたら、痛みが増し、腕も上がらなくなってから来院される方がほとんどだと思います。
要は、動かさなかったことにより、痛みが助長しているのです。
それなので普段から 肩は意識的に動かすことをお勧めします。
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